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昭和女子大准教授510人分の個人情報紛失

2017年8月8日 20:03
昭和女子大准教授510人分の個人情報紛失

 昭和女子大学の男性准教授が、先月、のべ510人分の学生の個人情報を保存したUSBメモリーを紛失していたことがわかった。

 昭和女子大学によると、先月7日、40代の男性准教授が、昭和女子大をはじめ3つの大学の、のべ510人分の学生の氏名や学籍番号、成績といった個人情報を保存したUSBメモリーを紛失した。

 准教授は、講師を務める別の大学で昼休みにこのUSBメモリーを使用し、夜、自宅に戻った後、紛失に気づいたという。翌日、警察に紛失届を提出したが、見つかっていない。

 USBメモリーに保存した理由について准教授は「成績の採点に使おうと思った」と話しているということだが、昭和女子大は、個人情報の持ち出しを禁止していて、准教授の処分を検討するとともに、教員に情報管理を指導し、再発防止に努めたいとしている。