『発見』報告したい…豪雨被災地で捜索続く
九州北部豪雨から5日で1か月。いまも5人が行方不明で捜索活動が続く福岡県朝倉市から中継。
朝倉市内でも被害が大きかった杷木古賀では、捜索活動に先立ち、5日午前10時に警察官たちが犠牲者に黙とうをささげた。
九州管区機動隊・藤田則幸中隊長「1日も早く、ご家族に『発見した』と報告したい。その思いだけです」
福岡県内では33人の死亡が確認され、朝倉市では依然5人が行方不明。また住宅140棟が全壊、約530棟が半壊と認定され、今後さらに増えるとみられている。
朝倉市では、約500人が避難所での生活を強いられていて、長期化による体調不良などが懸念される。また被災地では台風の接近が予想されていて、被災者は不安を募らせている。