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ロシア疑惑はデマカセ~トランプ氏がけん制

2017年8月4日 13:36

 アメリカのトランプ政権とロシアを巡る疑惑を捜査している特別検察官が重大な犯罪を扱うための大陪審という機関を設置し、捜査を加速させたと3日「ウォール・ストリート・ジャーナル」が報じた。

 大陪審は「強力な捜査手段」とも言われ、検察官が非公開で証拠集めや聴取などを行い起訴するかどうかを決める機関。「ウォール・ストリート・ジャーナル」はミュラー特別検察官が数週間前、ワシントンにこの大陪審を設置、捜査を加速させたと伝えている。

 トランプ大統領は演説でこうした動きをけん制した。

 トランプ大統領「ロシア疑惑はデマカセだ。最終的な結論が誠実なものであることを望む」

 トランプ大統領はこれまで特別検察官の捜査を「魔女狩りだ」と批判、解任を検討しているとの報道もあり、両者の攻防は激しさを増すことになりそうだ。