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伊集院静氏、自分流の生き方を授業で伝授

2017年8月3日 23:36
伊集院静氏、自分流の生き方を授業で伝授

 作家の伊集院静氏(67)が5日放送の日本テレビ系バラエティー「世界一受けたい授業」(毎週土曜午後7時56分〜)に出演することが、分かった。

 累計発行部数170万部突破の大ベストセラー「大人の流儀」シリーズや直木賞受賞作「受け月」などで知られる伊集院氏が、“伊集院流の生き方術”として現代を生きる若者たちに鋭くも愛のある流儀の数々を語る。

 伊集院氏は、仕事など進む道が分からないときは「迷った時は、苦手な道を選びなさい」「楽な道で得られるものは何もない。苦境や苦節こそが人間を育てる」と説き、子どもの教育で大切にしていることは「他人の痛みがわかること」「自分以外の人の痛みがわかるようになれば教育の8割は終わり、それが一番大事なこと。いま世間を騒がしているのは、自分以外の痛みが分からないからみんな騒いでいる」と最近の世相もチクリ。

 豪快なイメージの伊集院氏だが、唯一の怖い物は花火。その理由には、27歳の若さでこの世を去った元妻で女優の夏目雅子さんとの悲しい別離の思い出が関係しているそうで、当時を思い出すことは今でも「あまり、いいもんじゃありませんね」とポツリ。それでも「その別れこそが自分にとって生きる力となり、誰かに頑張りなさいと言える人生になる。ただ悲しいだけではない」と伊集院節で締めくくった。