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首都高工事が影響…横浜市住宅街で地盤沈下

2017年8月4日 19:34
首都高工事が影響…横浜市住宅街で地盤沈下

 首都高速道路の地下工事の影響で、神奈川・横浜市内の住宅街で地盤が沈下する被害が出ていたことが分かった。

 首都高速道路株式会社によると、横浜市鶴見区で横浜北線の出入り口を造る地下工事をしていたところ、周辺の住民から「建物と道路の間にすきまができた」と苦情が寄せられたという。会社側が調査したところ、一部の住宅街で最大で約14センチの地盤沈下や壁のヒビ割れが確認された。

 近所の人「だいぶこのくらいまで割れてました。割れて(隙間が)開いてました。今は直っています」

 地盤沈下は工事で地下水の水位が下がったことが原因で、現在は既におさまっているという。首都高側は今後、住民への補償を進めていく方針。