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“北ミサイル”受け 日米首脳が電話会談

2017年7月31日 10:29

 北朝鮮によるICBM(=大陸間弾道ミサイル)の発射を受けて安倍首相は31日朝、アメリカのトランプ大統領と電話で会談し北朝鮮に対してさらに圧力を強めていくことで一致した。

 安倍首相「トランプ大統領と電話首脳会談を行いました。かなりつっこんだ意見交換を行いました。中国、ロシアをはじめ国際社会は(北朝鮮の行為を)重く受けとめ、圧力を高めていかなければなりません。私たちもさらなる行動をとっていかなければならないとの認識で、トランプ大統領と完全に一致をしました」

 52分間に及んだ電話会談で安倍首相は「北朝鮮の脅威は格段に増大した。断じて容認できない」と述べた。これに対してトランプ大統領は「アメリカの日本防衛に対するコミットメントは揺るぎない」と伝えた。

 トランプ大統領は安倍首相に対して、これまでの北朝鮮の核ミサイル開発の経緯やこの半年の動きについて細かい質問をしてきたという。首相周辺は「今回のミサイルはアメリカ本土も射程に入ってくるということでトランプ大統領も本気になったんだろう」と語っている。