２０２０年東京オリンピック・パラリンピックの経費の財源について、東京都の小池知事は宝くじの売り上げを活用していく方針を明らかにした。

　小池都知事「聖火リレーなどについてはオールジャパンで盛り上げていけるように、国の支援、そして宝くじ財源の活用に向けて検討したいと考えている」

　小池知事は２７日、岩手県で行われている全国知事会議で、大会経費の財源に、宝くじの売り上げを活用していく方針を明らかにした。ただ、発行には全都道府県と政令指定市の了承が必要だが、反発している自治体もあるという。

　また、大会組織委員会が聖火リレーのコンセプトを説明し、来年には示されるガイドラインをもとにコースや走者を選定する「実行委員会」の設置などについて協力を求めた。

　会議では、小池知事が大会への機運を盛り上げるため２４日からはじめた「ラジオ体操プロジェクト」を紹介し、全員で体操を披露する場面もあった。