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小笠原・父島に飛行場整備を検討

2017年7月27日 15:44
小笠原・父島に飛行場整備を検討

 小笠原諸島に飛行場を整備できるかを検討する東京都の会議が7年ぶりに開かれ、父島に滑走路を建設する案で優先的に検討していくことが確認された。

 小笠原諸島へは現在、船が唯一の交通手段だが、緊急時などの移動手段として航空路線の開設を求める声があがっている。

 来年、小笠原諸島が日本に返還されてから50年を迎えるのを前に、東京都は父島に飛行場を技術的に整備できるのかなどを検討する会議を27日、7年ぶりに開いた。

 会議では、父島の洲崎地区に定員50人ほどのプロペラ機が離着陸できる長さ1200メートルの滑走路を建設する案で優先的に検討していくことが確認された。

 東京都は自然への影響が最小限になるよう慎重に進めていきたいとしている。