アメリカ海軍は２５日、ペルシャ湾でイランの船舶が接近してきたため、警告射撃したことを明らかにした。

　アメリカ海軍が２５日、ペルシャ湾で撮影した映像には、イランの船舶がアメリカ海軍の船に接近する様子が映っている。

　アメリカ海軍によると、国際水域で訓練中だったアメリカの沿岸警備船に対し、イランの革命防衛隊の船舶が約１４０メートルまで接近。海軍が無線で交信を試みた上、汽笛でも警告したが、さらに接近しようとしたため、警告射撃を行ったという。

　海軍は、今回のイラン船舶の行動は海上の国際規則に従わないもので、衝突の危険があったとイランを非難した。