祝!赤ちゃん誕生 子供らが「パンダ灯篭」
青森県弘前市の小学生たちが新しい灯ろうを作った。先月、東京の上野動物園で誕生した赤ちゃんを祝う「パンダ灯篭(どうろう)」で、尻尾に子どもたちのメッセージが記され、27日に動物園に送られる。
パンダ灯篭を作ったのは、弘前市の致遠児童センターに通う小学校2年生と3年生の9人。子どもたちは藤崎町のねぷた師・高木俊雄さん(69)から教わりながら色付けに挑戦した。色をつけるのは、口とほおの部分で、子どもたちははみ出さないように注意しながら筆を使って赤やピンクの色を塗っていた。
東京の上野動物園では先月12日、ジャイアントパンダの赤ちゃんが5年ぶりに誕生し、両目をうっすら開ける様子が人気を集めている。
子どもたちは尻尾やカードに、「大きくなってね」などと思い思いにメッセージを書き込み、パンダが大好きなササなどを飾り付け、1時間ほどで仕上げていた。
児童「上野動物園には行けないけれど、大きく育ってねと書いた」
児童「耳をつけるのが難しかったです」
児童「かわいいパンダができた」
でき上がった直径26センチのパンダ灯ろう10個は、2個の金魚ねぷたを添えて、27日に上野動物園に送る。