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トランプ大統領の娘婿、疑惑を完全否定

2017年7月25日 6:17

 アメリカ・トランプ大統領の娘婿・クシュナー上級顧問は24日、一連のロシア疑惑をめぐり、議会で非公開の聞き取りに応じ、疑惑を完全否定した。

 議会での聴取は約2時間にわたって行われた。クシュナー氏はこれに先だって声明を発表し、ロシア側と合計4回接触したと認めつつ、疑惑を完全否定。聴取後、報道陣の前でも改めて身の潔白を強調した。

 クシュナー上級顧問「ロシアと共謀はしていない。不適切な接触もない」

 クシュナー氏は去年の選挙中、対立候補だったクリントン氏にとって不利な情報提供を持ちかけてきたロシア側と面会したことが分かっているが、大統領の長男に頼まれて同席したもので、「時間の無駄だった」と重要性を否定している。

 一方、26日に予定されていた長男の議会での証言は延期となっている。