×

大雨続き土砂崩れ 金沢11世帯に避難勧告

2017年7月25日 13:06
大雨続き土砂崩れ 金沢11世帯に避難勧告

 北陸地方を中心に大雨が続いている。石川県金沢市では土砂崩れが発生し、11世帯に避難勧告が出ている。

 金沢市は25日午前9時20分に、土砂災害の危険が迫ったとして11世帯に避難勧告を出している。近くの住民の話によると、午前7時半頃、ゴロゴロと音を立てて崩れたということで、すでに住民は避難している状況。

 金沢市では、25日午前7時49分までの1時間に27.5ミリの強い雨が降り、一部の河川が氾濫危険水位まで増水したほか、道路の法面(のりめん)が崩れるなど土砂災害が相次いでいる。金沢市には土砂災害警戒情報も出ている。

 また、JR北陸線では、一時、運転を見合わせたこともあり、特急16本が運休している。県内の雨は小康状態だが、気象台によると、25日いっぱい激しい雨の降りやすい状態が続くということで、引き続き土砂災害に警戒するよう呼びかけている。