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佐渡市で50年に一度の大雨 堤防決壊も…

2017年7月25日 5:17
佐渡市で50年に一度の大雨 堤防決壊も…

 大雨の被害が各地で相次ぐ中、24日は新潟県佐渡市で50年に一度の記録的大雨となった。川の堤防が決壊するなどの被害が出ている。

 活発な活動を続ける梅雨前線が停滞する影響で、新潟県内は24日も佐渡や下越地方を中心に雨が降り続いた。佐渡市では50年に一度の記録的大雨となっている。

 佐渡市内の小倉川では約100メートルにわたって堤防が決壊した。付近の田んぼや畑などが冠水し、濁流が住宅の近くまで押し寄せた。佐渡市秋津では24日午後8時までの48時間の雨量が214ミリとなり、7月の雨量としては観測史上最多となった。

 このほか佐渡市真野地区では土砂崩れも発生している。気象台は25日も大雨となるおそれがあるとして、引き続き警戒を呼びかけている。