将棋の藤井聡太四段は２１日、１５歳になって初めての対局に臨んでいる。

　１９日に誕生日を迎え、１５歳になったばかりの藤井四段は、開始の１５分ほど前に、スーツ姿で黒のリュックサックを持って対局室に現れた。そして、取り出した扇子とペットボトルを置いて、盤に向かった。

　今月２日に史上１位の連勝記録が２９で止まったあとも、再び連勝している藤井四段。２１日は五段以下の比較的若手の棋士が参加する大会の準々決勝で、午後１時から三枚堂達也四段と対局している。

　２１日の対局は持ち時間が１人２０分と短く、午後２時ごろには、決着するとみられている。