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「ふるさと納税」利用 貧困の家庭に食品を

2017年7月20日 21:25
「ふるさと納税」利用 貧困の家庭に食品を

 「ふるさと納税」を利用して東京・文京区はNPO法人などと、区内の経済的に困窮する家庭の子供たちに食品を届ける「こども宅食」を始めると発表した。

 「こども宅食」は、文京区がNPOや食品会社などと共に区内の児童扶養手当や就学援助を受けている家庭に食品を定期的に届けるもの。

 このプロジェクトでは、食品そのものは、ほぼ食品会社からの寄付に頼るが、配送料や人件費などは、ふるさと納税の制度を使って捻出するという。

 届けられる食品は3キロのコメに飲み物、お菓子や調味料などで、まずは抽選で150世帯に2か月に一度届けるという。