話題の“みそ汁サーバー” 開発の経緯は?
コーヒーマシンのような外見の家庭用“みそ汁サーバー”が、SNSで話題となっている。この“忙しい朝の味方”の開発のきっかけとは―
■簡単操作であったか“みそ汁”
家庭用みそ汁サーバーを開発したのは食品メーカー。ボトルタイプの“液みそ”をセットしてスイッチを押すだけという簡単な操作でみそ汁が完成する。約1分で1杯作ることができる。
専用の液みそは、わざわざ取り寄せなくてもスーパーで市販されていて、味の種類は5つある。
このみそ汁サーバーの写真がSNSで拡散され、話題になっている。
■ネット報道で問い合わせ増加
この商品を取り扱っている家電量販店の販売担当者はこう話す。
「こちらの商品は2014年の4月頃に発売しました。昨日、インターネットで報道があってから、昨日今日でお問い合わせが数件増えています」
販売当初も売れ行きは良かったそうだが、また人気が出てきたようだ。
■開発の経緯
家庭用みそ汁サーバーは、なぜ開発されたのか。もともと飲食店やオフィス向けだったそうだが、“みそ汁離れ”を懸念したメーカーが「とにかくみそ汁を簡単に、気軽に飲んで欲しい」という思いで家庭用に開発された。
そのため、手入れも簡単だ。洗うのはボトルに取り付けるアタッチメントと受け皿だけで、取り外して丸洗いできる。さらに、アタッチメントにはフタがついていて、ボトルごと冷蔵庫で保存ができる。
抽出されるお湯の温度にもこだわりがあり、みその風味と香りを引き立たせる75℃になっている。