２０２０年の東京オリンピック・パラリンピックに向け、２０日から外国人にもわかりやすくするため、温泉マークやコンビニなど新しい表示の使用が始まる。

　温泉マークは今回、３人が温泉につかった様子を表した国際規格が新たに追加されたが、３本の湯気が立ち上がる従来のマークも使うことができる。また駐車場や手荷物受取所、救護所など５種類は、２年の移行期間をかけてこれまでのマークから国際規格に切り替わる。

　このほか新たに日本独自のマークが追加された。飲み物やサンドイッチをデザインしたコンビニや列車の非常停止ボタン、旅行者にとっても重宝する無線ＬＡＮなど１５種類。

　経済産業省では２０２０年の東京オリンピック・パラリンピックに向け、外国人観光客にとっても、よりわかりやすいマークになると話している。