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ガンホーとグリーに行政処分 不当広告表示

2017年7月19日 19:50
ガンホーとグリーに行政処分 不当広告表示

 スマートフォン向けゲームなどで不当な広告表示があったとして消費者庁は19日、ガンホーとグリーに行政処分を行った。

 景品表示法違反で消費者庁から再発防止などの措置命令を受けたのは、「ガンホー・オンライン・エンターテイメント」と「グリー」。

 消費者庁によると「ガンホー」は、自社のインターネット番組で、ゲーム「パズル&ドラゴンズ」の有料で入手できるモンスター13体全てが、ゲームをより有利に進められる対象かのように紹介していたが、実際には2体しか対象になっていなかった。

 また、別のゲーム「ディズニーマジックキングダムズ」でも仮想通貨が安く買えるかのような広告表示をしていたという。

 一方、「グリー」は、オンラインゲームの懸賞企画で、景品の当選本数を最大で実際の20倍と表示していたという。

 「ガンホー」は、「関係者の皆様に大変ご迷惑とご心配をおかけし、深くおわび申し上げます。社内のチェック体制を改めて見直した上で、細心の注意を払って運営して参ります」とコメントしている。

 また、「グリー」は、「お客様をはじめ関係者の皆様にご迷惑をおかけしたことを深くおわび申し上げます。真摯(しんし)に反省し、再発防止に努めていきます」とコメントしている。