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加計問題 自民一転、首相出席の集中審議へ

2017年7月13日 21:20
加計問題 自民一転、首相出席の集中審議へ

 加計学園の獣医学部開設を巡る安倍首相出席の集中審議について、自民党は民進党に一転して応じる方針を伝えた。

 自民党の竹下国会対策委員長は13日午後、民進党に対して菅官房長官とも協議した結果、「必要性を感じない」などとして予算委員会の集中審議に応じられない方針を伝えていた。しかしその後、竹下氏がこの方針を安倍首相に報告したところ「自分は国会で説明する用意はある」として方針の転換を指示したという。集中審議に応じることで「説明責任を果たさず逃げている」との批判をかわす狙いがあるものとみられる。

 民進党・山井国対委員長「安倍総理が予算委員会を受けると言ったのは当然のことであり、逆に遅すぎたぐらいだと思っています」

 また自民党は与党側の質問時間を野党と同じ程度にするよう求めていて、今後、与野党で調整が行われる。