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福岡県「みなし仮設」提供へ 募集開始

2017年7月12日 14:12
福岡県「みなし仮設」提供へ 募集開始

 九州北部を襲った記録的豪雨から1週間。福岡県と大分県では25人が死亡した。また12日、新たに福岡県内で心肺停止の3人が見つかった。福岡県朝倉市から中継で伝える。

 朝倉市杷木地区の避難所では、12日も約100人が避難生活を送っている。避難所では体調不良を訴える人が増えた。福岡県内では約1000人以上が避難生活を送っている。福岡県は、民間の住宅を借り上げる「みなし仮設」を被災者に提供することを決め、12日午後1時から募集を始めた。

 一方、福岡県内では22人が死亡、22人と連絡が取れなくなっている。さらに、朝倉市内で12日、新たに3人が心肺停止状態で見つかった。

 捜索現場では、大量の流木と土砂が捜索の妨げになっている。また避難所の生活も先行きが見通せず、不安の声もあがっている。