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韓国女性家族相「慰安婦博物館」構想を表明

2017年7月11日 0:37

 韓国で新たに就任した女性家族相が「慰安婦博物館」の設立を進める構想を明らかにした。

 韓国の鄭鉉栢女性家族相は10日、元慰安婦女性たちの支援施設や慰安婦関連の記念行事を視察し、ソウルに「慰安婦博物館」の設立を進める構想を明らかにした。博物館設立の意義として、調査・研究の促進や次世代への教育などをあげ、「戦争や人権侵害に反対するすべての人たちのための拠点になる」と述べた。

 鄭女性家族相は慰安婦問題にも関わってきた歴史学者で、今月7日に就任したばかり。慰安婦に特化した博物館が設立されれば初めてとなるが、女性家族省の担当者によると、「まだ具体的な計画はない」という。