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官房長官「激甚災害指定、速やかに結論を」

2017年7月9日 16:57

 九州北部を襲った記録的豪雨に関連して、菅官房長官は9日午前、臨時の記者会見を行い、政府が復旧費用を支援する激甚災害の指定について、「速やかに結論が得られるよう取り組んでいきたい」と述べた。

 「激甚の指定については、被災状況の把握を迅速に行って、速やかに結論を得られるように取り組んでいきたい」-菅官房長官はこのように述べ、災害復旧にかかる費用に対する国の補助率を引き上げる激甚災害の指定について、前向きな考えを示した。

 また、菅官房長官は、鉄橋が流されたJR久大線の復旧について、「まさに鉄道は地域にとって重要なインフラで、生活の足でもある。速やかな対策を講じるとともに、国としても被害の状況をしっかりと掌握した上で、できる支援は行いたい」と述べた。