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新たに朝倉市で4人遺体【豪雨被害まとめ】

2017年7月7日 17:48
新たに朝倉市で4人遺体【豪雨被害まとめ】

 大雨への警戒が続く福岡県と大分県では、被害がさらに広がっている。

 福岡県では、朝倉市で新たに4人の遺体が見つかり、亡くなった人の数は8人となった。また、11人が行方不明になっているという。依然として、市内全域の約5万5000人に避難指示が出ている。その隣の東峰村では、3人が行方不明となっている。

 そして、北九州市でも7日未明から断続的に激しい雨が降り、住宅6棟に被害が出ている他、アンダーパスの冠水や石垣が崩れるなどの被害が相次いでいる。また、河川の氾濫や土砂災害のおそれがあるとして市内の約2万3000人に避難指示が出ている。避難指示は、添田町でも930人に対して出されている。

 大分県では、日田市で7日午前に川の近くの田んぼから女性の遺体が発見されるなど、計3人が亡くなり、現在も133人と連絡がとれていないという。また、約4万人に避難指示が出ている。

 福岡県と大分県では、道路が分断されるなどして、孤立している人も多く、懸命の救助が続いている。