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大分県で大規模な土砂災害 消防団員が死亡

2017年7月7日 4:38
大分県で大規模な土砂災害 消防団員が死亡

 大分県では、断続的に雨が降り続き、大規模な土砂災害が起きた。

 大分県内ほぼ全域に出されていた大雨の特別警報は6日、全て解除された。しかし、大気の状態が非常に不安定となっていて、現在、県の西部や大分市などに大雨警報が発表されている。

 また、警察などによると6日午後1時15分ごろ、日田市二串の田代川で「人が沈んでいる」などと110番通報があった。警察や消防が駆けつけ、通報から約3時間後に男性は救助されたが、すでに心肺停止の状態で、その後、死亡が確認された。亡くなったのは大鶴本町に住む男性(79)で、大雨で増水した川に転落したとみられるという。

 一方、日田市内では6日午前10時ごろ、大規模な土砂災害が起きた。現場からは3人が発見されたが、そのうち消防団員の男性(43)は心肺停止の状態で、搬送先の病院で死亡が確認された。このほか2人の女性がケガをして病院に搬送されている。

 また、日田市では、男性が転倒しケガをしている。

 気象庁は、引き続き、土砂災害に厳重に警戒するよう呼びかけている。