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藤井四段が終盤に猛攻 中田七段に勝利

2017年7月7日 0:33
藤井四段が終盤に猛攻 中田七段に勝利

 先日、連勝記録がストップした最年少プロ棋士・藤井四段。6日に大阪で対局に臨み、見事、勝利を収めた。

 歴代最多29連勝の記録をもつ藤井四段は、6日午前10時から「名人戦」の予選で中田功七段と対局した。

 今月2日に行われた佐々木勇気五段との一局で、プロデビュー後、初の黒星を喫し、連勝記録が途切れてしまった藤井四段だが、6日は、いつもと変わらない落ち着いた様子で一手目を指していた。

 12時間を超える熱戦となった6日の対局は中田七段のペースで進むが、藤井四段が得意の終盤に猛攻を見せ、逆転勝利。14歳の天才棋士は、仕切り直しの一戦で再び白星をつかんだ。