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島根 大雨の峠越え、特別警報を解除

2017年7月5日 11:42
島根 大雨の峠越え、特別警報を解除

 気象庁は島根県でこれまでに経験のない大雨のおそれがあるとして、5日朝から大雨の特別警報を出していたが、午前11時すぎに解除した。

 気象庁によると、島根県西部では台風3号がもたらした湿った空気などの影響で、梅雨前線が活発化して、「線状降水帯」と呼ばれる発達した帯状の雲がかかり続け、5日朝にかけて24時間で300ミリを超える記録的な大雨が降った。

 このため、気象庁は午前6時前に、島根県西部の浜田市・益田市・邑南町・津和野町に大雨の特別警報を発表し、最大級の警戒を呼びかけていたが、午前11時すぎ、大雨は峠を越えたとして、大雨の特別警報を解除し、大雨警報に切り替えた。

 気象庁は、これまでに降った大雨で地盤が緩んでいるところもあるため、引き続き、土砂災害に厳重に警戒するよう呼びかけている。