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改憲 政権の課題ではない~公明・山口代表

2017年7月5日 22:01
改憲 政権の課題ではない~公明・山口代表

 憲法改正について公明党の山口代表は5日、「政権が取り組む課題ではない」と述べ、積極的な姿勢を見せる安倍首相をけん制した。

 山口代表「経済再生、アベノミクスの推進、また経済の好循環を進めていこう、これが政権の目標でありますので、そこにひたすらまい進をするということであります。憲法は政権が取り組む課題ではありません」

 山口代表はまた、憲法改正をめぐる自民党との調整について「政党同士の意見交換は否定するものではないが、あくまで国会が舞台だ」と強調した。

 一方、東京都議会議員選挙後、初めて開かれた自民党の憲法改正推進本部では安倍首相が自民党の憲法改正案を秋の臨時国会に提出する考えを示していることに異論は出なかった。

 保岡本部長「臨時国会目指して、できるだけ良い提案を早くまとめて各党にお示しをしたり、国会で議論していただく」

 保岡本部長はまた「国民に正しく判断してもらうためにも、具体案を作ることが非常に大事だ」と述べた。