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大阪港でも強毒「ヒアリ」 “女王アリ”も

2017年7月4日 19:41
大阪港でも強毒「ヒアリ」 “女王アリ”も

 死に至るほどの強い毒性を持つ外来種のアリ「ヒアリ」が大阪港でも確認され、その中に女王アリがいたことが判明した。

 環境省によると先月下旬、大阪港の倉庫に搬入されたコンテナから別の外来種の「アカカミアリ」が見つかったため、現場の周辺に罠をしかけて調べていたところ、より毒性の強いヒアリが100匹程度かかっていたことが確認された。中にはひときわ身体が大きいヒアリがいて、専門家が調べた結果先ほどこれが「女王アリ」と確認された。

 環境省では「女王アリ」が産卵し陸地で繁殖している恐れもあるとみている。ヒアリが確認されたのは国内4か所目で、環境省などでは、主要な港で水際の調査を強化している。