■都民ファーストの会の大勝を受け、小池都知事は２日午後１０時前、「新しい都政、新しい議会で新たな一歩を築いていきたい」と意気込みを語った。

　─都民の皆様方から、この改革への姿勢、東京大改革への期待を受けての結果だと考えています。議会の皆様とは共同して歩調を取るときは取り、しっかりとチェックをするときにはしてもらう。このことによって新しい都政、新しい議会でまた新たな一歩を築いていきたいと思っております。

Ｑ：勝因は？
　─『新しい議会を』という言葉が（都民の）胸に響いたのではないか。この一年、その少し前から、都議会、そして東京都政に対し皆様の関心・注目が集まってですね、いかに都政が大事かということに多くの方々がお気づきになったということもあろうかと思います。

■一方、自民党の下村都連会長は２日午後９時すぎ、「結果は、深刻に受け止めなければならない」と語った。

　─この都議選の結果は謙虚にしっかりと受け止めて、反省しながら国民・都民の信頼が回復されるような国政運営をしていかなければならないと思います。安倍総理だけでなく、自民党所属の国会議員全員が同じように謙虚に深刻に受け止めなければならない。