×

藤井聡太四段 夕食は「若鶏唐揚げ定食」

2017年7月2日 18:53

 藤井聡太四段の30連勝がかかった対局は2日午後6時25分すぎ、夕食休憩に入った。東京・千代田区で将棋ファンが見守る対局の解説イベントの会場から中継で伝える。

 前回のイベントでは、100人ほどが入る部屋が会場だったが、30連勝をかけた2日は、注目度が高まったこともあって、倍の200席を用意したホールに変更したという。

 実は、このイベントで解説している阿久津主税八段は、藤井四段と佐々木五段の勝者と竜王戦でぶつかるが、いまのところ佐々木五段のほうが、やや優勢ではないかと話していた。しかし、佐々木五段は玉の守りが薄いため、1つのミスで逆転する可能性があり、まだまだ長い戦いになりそうだという。

 藤井四段は夕食休憩中だが、2日の夕食は850円の「若鶏唐(から)揚げ定食」を注文したという。対する佐々木五段は、1000円の「ミニ豚かつ定食」を注文したという。

 なお、夕食休憩に入った際、藤井四段はいったん部屋を出たあと、また戻ってきて、佐々木五段の側に回り込んで盤面をのぞき込むいわゆる「ひふみんアイ」を行ったという。

 対局は午後6時40分から再開され、決着がつくのは、2日夜遅くになるとみられている。