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【都議選】自民党、議席大幅減で惨敗の情勢

2017年7月2日 23:10
【都議選】自民党、議席大幅減で惨敗の情勢

 2日に投開票が行われた東京都議会議員選挙は、小池知事が率いる都民ファーストの会が大勝して都議会第1党となり、自民党は選挙前の議席を大幅に減らし惨敗する情勢となっている。

 日本テレビと読売新聞が行った出口調査や情勢分析の結果、小池都知事が率いる都民ファーストの会は、46議席から50議席を獲得する『大勝』で都議会第1党となることが確実な情勢。また、無所属で都民ファーストの会が推薦する候補者も議席を伸ばす予測。さらに公明党は、現有の22議席前後を獲得する予測。

 その結果、都民ファーストの会と公明党、それに都民ファースト系の無所属議員を合わせた小池都知事を支持する勢力で都議会過半数の64議席以上を獲得するのが確実な情勢になっている。

 これに対し、自民党の獲得予測は現有の57議席を大きく下回る情勢。自民党は都議会第1党の座から転落し、過去最低だった2009年の38議席を下回る『惨敗』の予測。

 また、民進党は厳しい戦いで、共産党は『健闘』している。

 東京都選挙管理委員会によると、投票率は50.84%で前回を7.34ポイント上回った。