祇園祭の幕開け告げる「お千度の儀」 京都
京都では、日本三大祭りのひとつ、『祇園祭』の幕開けを告げる『お千度の儀』が行われた。
京都の八坂神社には、前祭(さきまつり)の『山鉾(やまほこ)巡行』で先頭の長刀鉾に乗るお稚児さんと補佐役の禿(かむろ)の3人が訪れ、大役を務めることを神前に報告した。『お千度の儀』は、本殿の回りを時計回りに3周すると「千度」お参りしたことになるとされていて、お稚児さんたちは、ゆっくりと歩を進め、1か月にわたる祭りの無事を祈った。
1日の『お千度の儀』を合図に、古都・京都の街は祇園祭一色に染まり、前祭の『山鉾巡行』は17日に、後祭(あとまつり)は24日に行われる。