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山形新幹線つばさ 開業25周年を記念

2017年7月1日 15:32
山形新幹線つばさ 開業25周年を記念

 25年前の7月1日は、山形新幹線つばさが開業した日。1日、25周年を記念した特別列車が運行され、沿線の各停車駅ではセレモニーが行われた。

 つばさの開業25周年を記念して、普段、福島-新庄間を往復しているリゾート列車「とれいゆつばさ」が特別列車として初めて東京まで運行されている。JR山形駅で行われた出発式では市や県の職員のほか、市内の旅館の女将たちがホームに立ち、列車を見送った。

 JR山形駅・佐藤俊明駅長「25年前は山形から東京に行くには福島で新幹線に乗り換え3時間を超えていた。親しみのあるつばさを運転していきたい」

 一方、ホームに手書きの看板を持って現れた男性は、25年前、つばさが開業したときの発車便も見送ったという大の鉄道ファンで、「月日が流れるのがすごい早い。これからまた山形の発展のために頑張ってもらいたいと(つばさに)声を掛けてあげたい」と話していた。

 JR山形支店によると、1992年の開業以降、つばさの利用者数は約7700万人に上るという。