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名古屋港でもヒアリ…主要な港に対策要請

2017年6月30日 21:27
名古屋港でもヒアリ…主要な港に対策要請

 名古屋港で強い毒を持つ外来種の「ヒアリ」が見つかり、国土交通省は全国の主要な港に対し、殺虫剤を設置するなどの対策を要請した。

 27日に中国から名古屋港に運ばれたコンテナの外側から見つかったアリが、強い毒を持つ「ヒアリ」であることが30日に確認された。このコンテナは中国の南沙港を出た後、東京や横浜を経由して名古屋港に運ばれていて、これまでのところ名古屋港以外でヒアリは発見されていないが、環境省では引き続き水際対策を強化するとしている。

 これを受け、国土交通省は約15キロ離れた四日市港など全国の主要な港に対し、殺虫剤の設置など、ヒアリ対策を行うことを要請したという。外来種のヒアリは、国内では兵庫県で見つかったのに続く発見となる。