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高齢者の運転事故防止へ 条件付き免許検討

2017年6月30日 19:39
高齢者の運転事故防止へ 条件付き免許検討

 高齢ドライバーによる事故を防ぐため、警察庁は自動ブレーキが付いた車に限定するなど、条件付き免許の導入について検討を始めることを明らかにした。

 高齢ドライバーの事故防止対策を議論してきた警察庁の有識者会議は、運動能力が衰えたドライバー向けに自動ブレーキが付いた「安全運転サポート車」の運転限定や、一般道の運転限定など、条件付き免許を導入する案を提言した。

 これを受け、警察庁は、中長期的な取り組みとして、条件付き免許の導入について検討を始めるとともに、運転免許センターで「安全運転サポート車」の試乗会も開く考え。

 また30日は「安全運転サポート車」ロゴマークも発表され、政府は、官民あげて普及に取り組みたいとしている。