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日EU交渉 ワイン関税即時撤廃へ最終調整

2017年6月30日 18:05
日EU交渉 ワイン関税即時撤廃へ最終調整

 日本とEU(=ヨーロッパ連合)の自由貿易交渉を受け、今後、ヨーロッパ産のワインが安くなるかもしれない。

 日本とEUのEPA(=経済連携協定)の交渉でEU産のワイン一本当たりの関税93円を、協定発効後、即時撤廃する方向で最終調整に入ったことがわかった。成田空港には30日午後4時頃、岸田外相と協議を行うためEU側の代表が到着した。

 マルムストローム欧州委員「交渉の大部分の話し合いを終える可能性があるので大臣に会いに来ました」

 日本のある交渉関係者も「もう決まる方向だ」と自信をみせるが閣僚級同士で歩み寄れるのか。会談は、チーズや豚肉などの関税撤廃や引き下げなどを盛り込んだ大枠合意を目指し、来月1日まで行われる予定。