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「老老介護」 75歳以上が初めて3割超

2017年6月27日 18:11
「老老介護」 75歳以上が初めて3割超

 いわゆる「老老介護」のうち、共に75歳以上の世帯が初めて3割を超えた。

 厚生労働省が去年行った「国民生活基礎調査(熊本県除く)」によると、介護する側もされる側もいずれも高齢者という「老老介護」の世帯の割合は、65歳以上同士で54.7%、75歳以上同士では30.2%といずれも過去最高だった。

 一方、生活意識については、「生活が苦しい」と答えた世帯は2年連続で減少しているものの、依然全体の6割近くを占め、特に母子家庭では8割以上が「苦しい」と答えている。