子どものSNS性被害 夏休み前に注意喚起
SNSを通じた中高生の性被害が深刻になっていることを受け、夏休みを控え、警察庁と文部科学省が注意を呼びかけている。
スマートフォンを持つ子どもが、ツイッターなどのSNSを通じて、児童ポルノや児童売春などの被害にあうケースが相次いでおり、夏休みを前に警察庁と文科省が、全国の中学・高校で手口を紹介する資料を配布し、注意喚起をすることにした。
これまでに、「19歳のイケメンモデル」を装った46歳の男が約130人の女子生徒に裸の写真を送らせていたケースや、売春あっせんグループが家出中の女子高校生に、SNSで「仕事を紹介してあげる」などといって近づき、1年にわたり監禁し、売春をさせていたケースもあったという。
警察庁などは、裸の写真を送らないことや、ネット上での出会いに注意するよう呼びかけている。