国土交通省は、今年秋から導入する東京オリンピック・パラリンピック仕様のナンバープレートについて最終候補の５つの作品を発表した。どの作品がいいか、来月、国民に広く意見を募集する。

　東京大会仕様の自動車のナンバープレートは、国交省が今年１月に背景のデザインを公募していて、寄せられた９６作品のうち２７日、最終候補に残った５作品が発表された。

　このうち作品Ａは、五輪の輪をイメージしたデザイン。作品Ｂは、様々な色で未来に向かう光が表現され、作品Ｃは、江戸切子の文様で、鳥の翼が描かれている。また、作品Ｄは、東京の街並みと日の丸がイメージされ、作品Ｅは、競技選手のシルエットが表現されている。

　来月３日から１２日まで国交省のホームページを通じて、一般から意見を募集する。これを受けて国交省が来月中にデザインを１つに決め、今年１０月頃から交付を始めたい考え。