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毒アリ「アカカミアリ」神戸に続き大阪でも

2017年6月27日 10:27
毒アリ「アカカミアリ」神戸に続き大阪でも

 刺されると激しい痛みを伴う特定外来生物の毒アリ「アカカミアリ」が、兵庫の神戸港に引き続き大阪でも初めて確認された。大阪府は注意を呼びかけている。

 アカカミアリが見つかったのは大阪市の南港で、今月17日にフィリピンのマニラから到着したコンテナから、26日までに5匹見つかったという。今月20日には神戸港で見つかったが、別のルートだとみられている。

 アカカミアリは、南米や中米原産の特定外来生物で、体長は3ミリ~8ミリ程度、赤茶色の体が特徴。刺されると、アナフィラキシーショックを起こす可能性もある。

 大阪府はコンテナが運ばれた枚方市や岸和田市でも調査を進める方針で、「見つけても触らず、通報してほしい」と呼びかけている。