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タカタ株主総会で社長謝罪 経営責任問う声

2017年6月27日 12:31
タカタ株主総会で社長謝罪 経営責任問う声

 エアバッグのリコール問題で民事再生法の適用を申請した自動車部品メーカーのタカタが27日、株主総会を開いている。

 総会の冒頭、高田重久会長兼社長はエアバッグの事故の被害者に謝罪した。300以上用意された席のほとんどが埋まり、去年の2倍の株主がつめかけている。

 エアバッグのリコール問題で資金繰りが悪化したタカタは東京地裁に民事再生法の適用が受理された。負債総額の見込みは1兆7000億円程度。製造業の破たんとしては戦後最大規模で、株主から経営責任を問う声が相次いでいる。