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新入社員、働く目的「楽しい生活」過去最高

2017年6月26日 21:16

 今年の新入社員を対象にしたアンケートで、4割以上の人が、働く目的として「楽しい生活をしたい」を挙げていることが分かった。

 これは日本生産性本部などが新入社員を対象に、毎年、行っているもの。今年の調査では、働く目的として、「楽しい生活をしたい」と答えた新入社員は42.6%と、過去最高を更新した一方で、「社会に役立つ」と答えた人は去年よりも減少し、9.2%だった。

 「人並み以上に働きたいか」という質問については、「人並みで十分」と答えたのは57.6%と、「人並み以上」の34.9%を大幅に超えているほか、「若いうちは進んで苦労すべきか」という質問については、「好んで苦労することはない」が過去最高の29.3%にのぼった。

 さらに、「職場の上司、同僚が残業していても、自分の仕事が終わったら帰る」が48.7%、「職場の同僚、上司、部下などとは勤務時間以外はつきあいたくない」が30.8%と、いずれも過去最高だった。