１９８０年代に一世を風びしたロックバンド「ＲＥＢＥＣＣＡ」のボーカル・ＮＯＫＫＯ（５３）らが２５日、都内で行われた劇場版「ＲＥＢＥＣＣＡ　ＬＩＶＥ’８５　Ｍａｙｂｅ　Ｔｏｍｏｒｒｏｗ　Ｃｏｍｐｌｅｔｅ」のプレミア上映会に出席した。

　同作は、１９８５年１２月２５日の東京・渋谷公会堂公演の映像を再編集＆リミックスしたもので、この日限りで全国２０か所において上映。これまで自分のライブ映像を見返すことがなかったというＮＯＫＫＯは「人生で初めて、自分のＤＶＤを昨日、見ました」と切り出し、「すごかったですね。ビックリしました」と語った。
　ベース・高橋教之は、３２年前の映像とあって「若いですよね。演奏もイケイケな感じ」と苦笑い。キーボード・土橋安騎夫も「この映像を楽しんで」と呼びかけた。

　「ＲＥＢＥＣＣＡ」は２０１５年に再結成し、今年は２８年ぶりとなるツアーを控えている。
　７月２５日の大阪フェスティバルホールから９公演を予定しており、ＮＯＫＫＯが「新しい曲を引っさげてやります！」とツアーへの意気込みを語ると、ファンは大喜び。さらに「９月１日の日本武道館のライブは、ライブビューイングをやることになりました」と発表した。

　客席に降りてファンと一緒に写真撮影も行い、ＮＯＫＫＯは「全員で年を取っている感じが、ほほ笑ましいな」とファンとの交流を楽しんだ様子だった。