活発な梅雨前線の影響で、西日本や東日本の太平洋側では２６日にかけて局地的な大雨に警戒が必要。

　九州付近に停滞する梅雨前線に向かって暖かい湿った空気が流れ込み、西日本では２４日夜から断続的に雨が降っている。熊本県芦北町田浦では１時間に７３．５ミリの非常に激しい雨が降り、６月として観測史上１位の値を更新した。

　これから２６日にかけても梅雨前線の活動は活発で、西日本や東日本の太平洋側では雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨のおそれがある。２６日朝までの予想雨量は多い所で、九州南部で２００ミリ、四国で１５０ミリ、近畿で１２０ミリ、九州北部と東海で１００ミリとなっていて、土砂災害や低い土地の浸水などに警戒が必要。