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トランプ大統領 特別検察官“厄介”と批判

2017年6月24日 8:23

 アメリカのトランプ大統領は22日、トランプ政権とロシアとの関係を捜査している特別検察官について「厄介だ」などと批判した。

 ミュラー特別検察官は、FBI連邦捜査局のコミー前長官を解任したトランプ大統領が捜査妨害をしたのかどうか調べていると伝えられている。保守系メディア・フォックステレビの番組「フォックスアンドフレンズ」でインタビューに応じたトランプ大統領は、ミュラー特別検察官を批判した。

 トランプ大統領「ミュラー特別検察官はコミー前長官の非常に親しい友人だ。これは非常に厄介だ。コミー氏は情報をリークしたが、(ロシアとの)共謀や捜査妨害など存在しない」

 自らにかけられた疑惑を改めて否定したトランプ大統領だが、コミー前長官に近いミュラー特別検察官が捜査の指揮から外れるべきかと問われると、「様子をみよう」と述べるにとどめた。