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東京都議会選挙 初めての週末に各党代表は

2017年6月24日 17:31
東京都議会選挙 初めての週末に各党代表は

 23日に告示された東京都議会議員選挙は、初めての週末を迎え、各党の代表クラスが街頭で支持を訴えた。

 自民党・下村都連会長「都政はひとりで全部決められるものではありません。小池都知事のイエスマンばかりが過半数を得るようなことがあったとしたら、皆さんの声が都政に反映できなくなるのではないかと思う」

 公明党・山口代表「知事の意見を丸のみするわけではない。協力はします。時には政策、その他、政治姿勢で意見を申し上げることもある。だが、基本的には協力をしながら改革をともに進めようという姿勢を持っている」

 共産党・志位委員長「国の政治を私物化し、憲法を壊す安倍自公政権に、日本共産党の躍進で首都東京からレッドカードを突き付けようじゃありませんか。問答無用の暴走政治、ひどすぎるんじゃないでしょうか」

 民進党・蓮舫代表「築地・豊洲、東京オリンピック・パラリンピック、その後も東京は続きます。自分ではどうしようもない命を誰が守るのか。それが東京都議会でしっかり議論する政策課題だということを、ぜひ皆様方にお訴えをさせてください」

 都民ファーストの会・小池代表「議会、議員の方からどんどんと都政側、都知事側に『こういうふうにやるべきだ』と言って提案をしていただく。条例案をどんどんとあげていただく。そんな活発な都議会にしていきたい」

 生活者ネット・西崎共同代表「知事にも情報公開や説明責任を求めていくとともに、単に対立していくのではなく、まっとうな政策が議論できる都議会に変えていく」

 23日に告示された東京都議会議員選挙は、42選挙区、127の定員に対して、259人が立候補した。今回の選挙の焦点は、自民党が都議会での第1党を守ることができるのか、小池知事が「都民ファーストの会」と公明党などの支持勢力で過半数を獲得できるかなど。また就任からまもなく1年を迎える小池知事の都政運営の評価についても論戦が繰り広げられる見通し。

 東京都議会議員選挙は来月2日が投票日で、即日開票される。