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東京都議選が告示 知事勢力過半数か焦点

2017年6月23日 12:34
東京都議選が告示 知事勢力過半数か焦点

 任期満了にともなう東京都議会議員選挙が23日、告示された。豊洲市場の移転問題や小池都政への評価などを争点に9日間の選挙戦が始まった。

 自民党・下村都連会長「わたしたちがしっかりと、都民のみなさんにやはり自民党にしっかり頑張ってもらわなければ駄目だと思っていただけるような、それも我々、国会議員、先頭に立ってやっていかなければならないと思います」

 公明党・山口代表「公明党は、小池都知事と協力をし、時には政策を競い合い、そして安定を作り出して、都政を着実に前へ進めて、東京改革を実現をしてまいりたいと思います」

 共産党・志位委員長「築地を守ることと豊洲移転ということは根本的に矛盾しているんです。小池知事が本当に食の安全安心に責任を負い、築地ブランドを守るというのならば、豊洲移転の方針の再検討をすべきではないでしょうか」

 民進党・蓮舫代表「都政も国政も、今問われているのは議会の力です。強い強い都知事、強い強い総理に議会がただついていくだけの政治では残念ながら民意は反映されない」

 都民ファーストの会・小池代表「古い議会を新しい議会に変えるチャンスがやってまいりました。忖度(そんたく)の政治、そして見える化どころか隠すことを選択してきた、そのような古い議会はもういりません」

 生活者ネット・西崎共同代表「まず何よりも都議会の改革です。豊洲移転問題で明らかになったのは、行政の深刻な劣化と、それをきちんとチェックできなかった議会機能の不全です」

 都議会議員選挙は42の選挙区、127人の定員に対して、259人が立候補した。今回の選挙では、自民党が都議会での第1党を守ることができるのか、小池知事が「都民ファーストの会」と公明党などの支持勢力で、過半数を獲得できるかが焦点。東京都議会議員選挙は来月2日に投票、即日開票される。