「俺がやる」メガネスーパー社長の実行力4
「メガネスーパー」代表取締役CEOの星崎尚彦氏に聞く「飛躍のアルゴリズム」。4つ目のキーワードは「自分の性格は“恥ずかしがり屋”“人見知り”」。その真意に迫る。
■知り合いが来たら道を変える
――「自分の性格は“恥ずかしがり屋”“人見知り”」ということですが、いま、お話ししていると、そんな感じはしない気がしますが。
かなり苦手です。だから、知らない人とご飯食べることは基本的にできないですね。でも、社長って本当はコミュニケーションをとらなきゃいけないじゃないですか。でも極力、接待は断っていますし、自分から接待はしないですし。それが嫌でゴルフをやめたりとかですね。
例えば、遠くから知り合いが歩いてくると、基本、道を変えます。何のやましいことなくても緊張してしまって、何を話したらいいかわからないので、道を変えて…暗いですよね(笑)。
■ディズニーランドにもパソコンは持って行け
――でも、やっぱりコミュニケーションが大事なご職業なので、そういったところはどうしていますか。
社員の人、仲間の人たちといろんな話をするのは大好きです。もう週7回あると、9回ぐらい一緒に飲んでいますから。そういうコミュニケーションはすごく好きでよくやっています。
――オンとオフの切り替えというのが大事ってこともあるのでしょうか。
オンもオフも経営者にはないんですよ。僕の持論はすべてがオンであると。ただプライベートがあるとしたら、例えば電話がかかってきたり、メールが来たりしたら、1秒1分でいいからその仕事に戻れば、別にプライベートは侵されないじゃないですか。そういうスタンスじゃないとダメなので。
僕は一定のポジション以上の人間には、ディズニーランドに行くときもパソコンは持って行けと。君たちが地球上のどこに行こうと休みを取ろうと何をしようと知ったことじゃない。予算の利益だけ確保してくれたらいい。そのかわり、一定のポジション以上なんだから連絡をすることもあるので、パソコンは必ず持って行けといっています。