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伍代夏子きりり…船村メロディーを代表曲に

2017年6月21日 16:03
伍代夏子きりり…船村メロディーを代表曲に

 演歌歌手の伍代夏子(55)が21日、都内で楽曲「肱川(ひじかわ)あらし」のロングヒット感謝の集いを開催した。

 1月25日の発売から半年が過ぎたが、有線放送演歌リクエストチャートでも3度1位に輝き、現在も26週連続チャートインし続けるなど好調を維持している。
 同曲は2月に亡くなった作曲家の船村徹氏の作品で、伍代にとって最初で最後の“船村メロディー”。船村氏に直談判してこの曲を作ってもらったという伍代は「これで最後ではなく、もっともっと(船村氏に自分の曲を)作っていただきたかったですし、『肱川あらし』が成長していく過程も見ていただいて、一緒に喜びたかった。残念です」と船村氏との別れを悲しむ一方、「『売れて良かったね』というだけでなく、世に残る歌にしたい。10年、20年たっても聞き返して下さるとうれしいし、気合を入れて歌わせていただきます」と、きっぱり。「代表曲と呼べる一曲になる?」と期待されると、「(代表曲に)します。なると思います」と約束した。

 取材陣から同曲の歌詞「非の打ちどころのない人なんていませんよ」にからめて、夫で歌手の杉良太郎(72)はどうかと探られると「また、そういうことを聞いて!」と照れ笑い。「そりゃあ、どこかちょっとは(非の部分も)ありますよ、それはね。この歌の2人はお互いに支え合って頑張っていこうねという強い絆(きずな)の2人。お互いがお互いのためにこれからの人生を生きていこうと決めた2人ですから、そのへんは共感して歌えます」と話し、変わらぬ円満ぶりをうかがわせた。