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トランプ氏「悲劇を阻止する決意を深めた」

2017年6月20日 8:40

 北朝鮮に拘束され、こん睡状態で先週帰国したアメリカ人大学生が19日に死亡したと、父親が明らかにした。

 北朝鮮に拘束されていた大学生のオットー・ワームビアさんは13日、1年半ぶりにアメリカに帰国したが、こん睡状態に陥っていた。父親が発表した声明によると、ワームビアさんは日本時間20日午前3時20分に亡くなったという。父親は「北朝鮮が拷問のような扱いを息子にしたため、悲しい結果になった」と憤りをあらわにした。

 トランプ大統領は声明を発表し、「法の支配や根本的な人間の良識を尊重しない北朝鮮による罪のない人々への悲劇を阻止するとの政権の決意を深めた」と北朝鮮を厳しく批判した。